箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年10月19日
エリアトップへ
湯河原駅で今月14日から駅開業94年の歴史を辿る「写真展」が開かれている。湯河原の町史編纂委員の加藤雅喜さんが書籍などから集めた写真資料に分かりやすい解説を加えた。あと5年ほどで100周年を迎えるため「資料を集めたい」と希望していた先代駅長に加藤さんが賛同したのがきっかけ。曽我部敬駅長は「ありがたい取り組み。駅職員にとっても勉強になる」と話す。湯河原駅前広場が800年前に土肥実平の屋敷跡だった事や、熱海線の開通工事、開業前に関東大震災に見舞われたエピソードなどを紹介しており、31日までの後半は開通祝いや駅前自動車をはじめ、土肥館碑、50階段の工事、おなじみの実平像についての歴史も紹介する。