箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年4月19日
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桜が真っ盛りの宮城野地域では、諏訪神社の山車や神輿が13・14日に巡った。山車は大正天皇即位を記念して建造されたもので、重厚なケヤキ製。レトロなタイヤがついているが元々は木の車輪がついていた。街角を曲がる際には京都・祇園祭の山鉾のように車輪の下に竹を並べ、潤滑剤がわりにネギも敷いて滑らせながら動かしたという。
大平台では山神神社の山車が16日の宵宮で温泉街をゆっくりと牽かれていった。コースは姫の水付近から温泉街の入口(大平台)国道のバス停までだが昔は国道1号線を宮ノ下近くまで登り、折り返す長丁場だったという。今年は子どもが9人に減ったものの、加わった外国人観光客数人が感激した面持ちで汗を拭っていた。