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秦野 人物風土記

公開日:2011.01.08

1月10日(月・祝)の「新成人のつどい」で実行委員長を務める
布目(ぬのめ)佳直子(かなこ)さん
平沢在住 20歳

笑顔で宣言「秦野への愛」



 ○…1月10日(月・祝)に市文化会館で開催される「新成人のつどい」で実行委員長を務める。今年のテーマは「その先へ〜明日の種を蒔くのは今日なんだ〜」。音楽グループ、ドリームズカムトゥルーの曲の歌詞から付けた言葉には、成人を機に人生の新たなステージへ進み、成長していこうという願いを込めている。「再会した旧友たちが一致団結できるような内容を考えた。多くの人に来てほしい」と参加を呼びかける。



 ○…南中学校で生徒会長を経験したことで、中学時代の恩師から実行委員の誘いを受けた。しかし当初は、「学校の課題が忙しくて辞退を考えた」と事情を明かす。悩む心を動かしたのは友人たちの後押し。「私が委員になることで、周りの意見を反映して楽しい式を作れるかも」と引き受けることを決意。やるからにはとことんやろうと委員長に立候補した。自身も4月に成人となり、「これからは子どもたちに何かを伝える立場になれれば。成人の中では一番子どもに近い立場の私たちの言葉なら、響きやすいと思う」と力を込める。



 ○…小学生の時、知り合いの助産師に保育器に入った赤ちゃんを見せてもらったことがきっかけで、将来は看護師になろうと決意。現在は東海大学医療技術短期大学に通い、夢を叶えようとしている。「大変だった課題も、今では知識が増えるから楽しい。家族や知人に何かあった時、助けられれば」と話す。短期大学1年時にはタイの山岳地域の水道設備を整えるボランティアに個人で参加。「初の海外は目的を持って行きたかった。現地の子どもの笑顔が印象的」と振り返る。



 ○…趣味は友達と遊ぶこと。「鍋パーティーやスノーボードなど、おしゃべりをしながら友人と過ごす時が何よりも楽しい」と表情を崩す。生まれ育った秦野については「人も環境も最高。働いてもずっと住み続けるつもり。秦野を愛する気持ちなら誰にも負けません」と満面の笑みを見せた。

 

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