漢方のお話217 疲労倦怠感【1】 薬剤師 岩本純一
疲れやすい、だるい、やる気が起きない、すぐ横になりたいなどの症状が続く方が、特に春先から梅雨時になると多く見られます。春になると自律神経の調節機能がバランスを崩し、疲労、倦怠感や虚脱感などの症状が現れます。梅雨時は、湿度が高い状態が続くため、鬱々(うつうつ)とした気分になったり、体の不調を訴える方が多くなります。漢方では、体に不足しているエネルギー(気力や体力など)を補うという考え方があります。疲れやだるさを訴える方は、この様なエネルギー不足の状態に陥っている場合が多いのです。体がエネルギー不足に陥っている時、漢方薬は体力や気力を補い、心身の乱れたバランスを整えてくれます。体質に合った漢方薬を一度お試し下さい。
■問い合わせは漢方の岩本薬局【電話】(81)0413
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