遭難救助の合同訓練 葛葉川本谷で市、警察ら
本格的な夏山シーズンを迎え、遭難事故が多い沢での滑落事故を想定した「夏季山岳救助合同訓練」が8月4日、丹沢山塊の表尾根の葛葉川本谷で開催された。主催は市丹沢遭難対策協議会。
当日は秦野山岳協会の森谷長一会長らの指導の下、秦野警察署山岳遭難救助隊、市消防山岳救助隊、登山者遭難救助隊、市職員登山者遭難捜索隊などの隊員ら実際に救助活動に従事する16人が参加した。
葛葉川本谷の一部区間で直登訓練するとともに、コース内にある6カ所の滝で、ザイルワークの方法などを習得。沢登りの基礎技能と基礎知識を学んだ。
市丹沢遭難対策協議会は、市の代表的な観光資源である丹沢への登山者を、地域が一体となり安全確保を図ろうと、1959年に設置された。市内中学校での山岳特別授業や山小屋へのAED設置など、遭難防止対策を展開している。
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