少林寺拳法 井上博登(ひろと)君 小5で黒帯 異例のスピード合格
市立西小学校5年の井上博登君(11歳・弥生町在住)が9月30日、横浜で行われた少林寺拳法の昇段試験に合格し、見事黒帯(初段)を手にした。小学5年で初段に合格するのは異例のスピードで、井上君は市内で唯一の小学5年の黒帯拳士となった。
5歳から「金剛禅総本山少林寺 秦野道院(飯田昌一道院長)」で稽古を始めた井上君。初めて技を見たとき、「なんて無駄なく綺麗蹴りだろうと思った」という。「自分もあんな蹴りをしてみたい」と道場の門を叩いた。
「黒帯になるまでは続けたい」と、休むことなく週2回の稽古に通った。習いたての頃は、新しい技を教えてもらう事が楽しくて仕方なかったという井上君。今は少年拳士たちのリーダー的存在となり、技を教える立場になっている。
井上君は「これからずっと締めていく黒帯をもらえて嬉しかった。ますます精進したい」と話した。
飯田道院長は「井上君は、礼儀などもしっかりしている。学校や社会に出てからもリーダーをできるように頑張ってもらいたい」とエールを送った。
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