秦野
公開日:2013.08.22
富士宮市と合同訓練
災害時の応援給水を確認
秦野市水道施設課の職員5人が災害時相互応援協定を結んでいる静岡県富士宮市を8月9日に訪れ、現地水道部職員8人と応援給水訓練を実施した。南海トラフ巨大地震の発生危惧がある中、災害時の相互応援協定に基づく給水活動が円滑に行えるように訓練を実施したという。
2008年に同協定を締結後、2011年3月の静岡県東部地震の際にペットボトルの水を秦野市水道局職員が届けるなど協定に基づいた活動はしているが、両市が合同訓練を行うのは今回が初めて。
秦野市職員の5人は緊急時の富士宮市までの走行ルートや、現地の給水管の使用管種や修理方法を確認。また、秦野から持参した道具が現地の規格に合い作業が滞りなく行えるかなど、災害時を想定した応援給水活動を確認した。
富士宮市水道部の職員からも「今度は秦野に行って訓練をしたい」などとの声も聞かれたという。秦野市水道施設課は「実際の現場で作業したことが有意義。協定を実のあるものにできてよかった。引き続き、相互応援対応を確認していく」と話した。
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