戻る

秦野 スポーツ

公開日:2013.08.29

ボクシング井上尚弥選手
最速タイで日本王者に
高校時代に本町のジムに所属

  • チャンピオンベルトを巻き、声援に応える井上選手

 プロボクシングのホープとして注目され、高校時代に本町の「INOUE BOXING&SPORTS GYM」(山田貴之会長)に所属していた井上尚弥選手(20歳/日本ライトフライ級1位)が、8月25日に地元座間で開かれた日本タイトルマッチで、同級王者の田口良一選手を破った。デビュー4戦目での王座奪取は辰吉丈一郎さんなどと並ぶ日本最速タイ。



 相模原青陵高校の時に、高校生史上初のアマチュア7冠を成し遂げた井上選手。当時は、父親の真吾さんが会長を務めていた同ジムに所属しており、秦野でトレーニングを積んでいた。



 地元開催のタイトルマッチには、およそ4千人が詰めかけた。観客から大きな声援を受けた井上選手は、素早いジャブや的確なボディブローで序盤から攻勢に出る。王者・田口選手も接近戦から活路を見出そうとする。両者が一歩も引かずに打ち合った激戦は、最終ラウンドでも決着がつかず判定へ。井上選手が3対0で勝ち、王座を奪取した。



 試合後のインタビューでは「(王者になれて)率直に嬉しいです」と喜ぶ一方で、「まだまだ未熟者。自分のボクシングができず、課題ばっかり」と話し、更なる成長に意欲を見せた。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

秦野 ローカルニュースの新着記事

秦野 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS