来春統一地方選 久保寺県議出馬に意欲 後援会役員らの支援受け
久保寺邦夫県議会議員(自民・現)が、来春の統一地方選に出馬し、9選を目指す意向を明らかにした。関係者によると、後援会連合会拡大役員会を5月9日、保健福祉センターで開催。同役員会の「統一地方選に向けて」という議題の中、役員から「久保寺氏が健康で、引き続き県議を務めることに意欲があれば後援会として支援していきたい」という意見が出されたという。
本紙の取材に対して久保寺氏は「これまで支えていただいた後援会の方たちの意見を聞こうと、この日は真っ白な気持ちで参加した。支援をいただけるということで決意した」と話す。
久保寺氏は1936年生まれで現在77歳。県議会議員8期目を務める。「これまで市民や県民の安心・安全な暮らしを守るため、河川整備や道路整備などの都市基盤整備に取り組んできた。整備が必要な場所には自ら出向き写真も撮る。必要な書類を作成して県に対して積極的に働きかけるといった活動をぶれずに続けてきた」とこれまでの政治活動について話す。
また今後自ら取り組む課題として、【1】国道246バイパスの早期実現や新東名のスマートインターチェンジの誘致、【2】国道246号線沿いにある神奈川県平塚保健福祉事務所秦野センターのかなテクカレッジ東側への移転、【3】現在一方通行の片町通りからまほろば大橋へ続く県道705号線の拡幅事業と近隣商店街の活性化対策などを挙げる。
「取り組むべき課題は山積している。経験の中で培った国や県とのパイプを活かして、若い世代が20年30年先まで安心して暮らせる環境づくりに今後も務めていきたい」と話した。
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