6月20日に竣工式が行われた秦野市中央運動公園野球場で、今夏、高校野球神奈川大会の10試合が行われる。
磁気反転方式の電光掲示板は悠然と球場に佇み、開幕を待つ。今回の改修工事ではラバーフェンスの新調、スプリンクラーの設置、ダイヤモンド内の土の入れ替え、選手トイレの改修なども行われ「新生秦野球場」となった。
昨年まで名前表示板に手書きで選手の名前を書いていた高橋賢二郎さんと小泉馨さんは、生まれ変わった球場の姿を見て「感無量。その一言に尽きる」と声を揃え、電光掲示板に目をやる。ひと夏520余人の名前を寝る間も惜しんで書いた2人にしかわからない苦労話にも花が咲いた。
2人は「開幕が楽しみ。名前がパッとかわるのを見たいね。子どもからシニアまでの『球児』にこの球場で思い出を作って欲しい」と話した。
今夏、市内3校はここで初戦を迎え、選手名とスコアが表示される。
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