秦野 経済
公開日:2016.04.07
鶴巻温泉に「足湯」登場
無料で誰でも利用可
秦野市営の日帰り温泉「鶴巻温泉 弘法の里湯」(秦野市鶴巻北3の1の2)の敷地内に無料の足湯が登場した。鶴巻温泉周辺地域の活性化を目的に、市が新たな観光スポット作りとして計画を進めてきたもの。事業費は約880万円。
3月30日には竣工式が行われ、市民らは早速足湯を楽しみ、「気持ちがいいね」「これからの季節に、ちょうどいい温かさだ」と笑顔を見せていた。
駐車場横の屋外に設置された足湯は、大人10人程度が入れる大きさで、湯温は約40℃。弘法の里湯で加温したものをかけ流している。同施設への入館と関係なく、開館日の午前10時から午後5時まで利用できる。
足湯の脇には「温泉スタンド」も併設され、地下1000mから汲み出す源泉を、1人4リットルまで持ち帰ることができる。
地元の自治会や鶴巻温泉組合、商店会などによる鶴巻温泉源泉活用検討会は、2010年の源泉発掘以降、活用方法について市と話し合いを進めてきた。原秀夫会長は「鶴巻はかつて17軒の旅館が立ち並んだ場所。訪れた人に温泉地だと知ってもらえたら」と話す。
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