秦野 文化
公開日:2017.01.12
「お団子、焼けたかな」
今川町でどんど焼き
秦野市の水無川沿いで1月9日、今川町第二自治会がどんど焼きを行った。地域の人々が正月飾りと紅白・緑色などの団子を持って集まり、焚き火にくべ、団子と振る舞われた甘酒などを楽しんでいた。
団子を焼く際には、針金に通した後、竹の棒の先にくくり付けて火で炙る。参加した年輩の女性によると、以前は、どんど焼きの前に震生湖の青竹を刈り取り、団子を通した針金を括り付けていたこともあるという。「今は市販の竹や園芸用の支柱を利用する場合が多くて、何年も同じものを使うわね」と女性は話し、傍に来た子どもに団子を分けていた。「焼けたかなあ」と心待ちにする子どもたちに、自治会員の男性は「もう食べられそうだよ」と優しく答えていた。
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