秦野 文化
公開日:2017.05.12
パナソニックオープン
久保谷健一プロが優勝
ツアー通算7勝目
千葉県野田市の千葉カントリークラブで4月20日から23日まで行われたパナソニックオープンゴルフで、秦野市出身の久保谷健一選手が5シーズンぶり7回目のツアー優勝を果たした。
初日からショットに苦しみ、3日目を終わった時点でトップとは6打差の20位で最終日を迎えた久保谷選手。ここから驚異的な追い上げを見せる。1番で4メートルのバーディーパットを沈めた。これで勢いに乗り、11番では15メートルのパットを入れ、トータル7アンダー、通算11アンダーでホールアウト。後続の選手たちの結果を待った。
ホールアウトした時点で首位を走っていた宮本勝昌選手がスコアを崩し、11アンダーで並んだため、勝敗の行方はプレーオフに持ちこまれた。
迎えたプレーオフ。第1打で宮本選手がOBを出し、対する久保谷選手は堅実なゴルフを見せ1ホール目で勝敗が決した。
5シーズンぶりとなるツアー優勝を果たしたが「嬉しい思いよりも、同期生で仲良くしてもらっていた相手のミスで勝てたので複雑な気持ち」と相手を気遣う久保谷選手。それでも「最終日は少しでも順位を上げて次につながるプレーをしようと思っていたが、まさか優勝できるとは思っていなかった。お世話になった多くの方に少しは恩返しできたかな」と話した。
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