秦野版 掲載号:2018年5月11日号
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曽屋弘法 路線バスが増便 自治会が要望し実現「高齢者の足に」

社会

乗り方講座で質問する参加者
乗り方講座で質問する参加者
 秦野駅から「曽屋弘法」バス停まで運行する神奈川中央交通西(株)の路線バスが6月18日(月)から増便される。全国的に自家用車との競合で路線バス利用者が減少傾向にある中、弘法山麓の山谷自治会(宇佐美一生会長)は市を通じ増便を要望してきた。

 同自治会では約1300人、430世帯が暮らし、住民の3割弱が65歳以上。周辺にスーパーなどがなく、平日の午前10時から午後2時にバスの運行がないことから、高齢で運転できなくなった人の移動手段がない等の問題を抱えていた。自治会では毎週サロンを開き、地元の野菜やパンを販売して地区内で高齢者の憩いの場を作るなどの対策を講じてきた。

 2016年に増便を求める声が上がり、自治会が市公共交通課へ相談を始めた。2017年3月と9月に住民らへアンケートを行い市へ提出。住民の約6割が増便を求め、神奈中では今年6月から試験的に平日の往復2便を増やす事にしたという。宇佐美会長は「企業や行政に協力頂き実現した。要望した以上は廃線にならないよう利用を呼び掛けたい」という。

「乗り方講座」も

 4月26日には自治会館でバスの利用を促すための「乗り方講座」が行われ、住民ら40人以上が参加。参加者は実際に用意されたバスに乗車してICカードの利用方法やチャージの仕方を学んだ。神奈中から「現行ダイヤでも1便あたり12人乗らなければ赤字で、現状7・7人と相当厳しい状況。増便後、積極的に利用してほしい」と話があった。参加した60代の女性は「今はまだ車やバイクを使っているけど私もいつか乗れなくなる。年々高齢化でそういう人が増えていくはず」と話した。

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