秦野 文化
公開日:2020.07.10
絵師・梶山関山の軌跡
没後100年記念し企画展
秦野市立本町公民館1階展示コーナーで「梶山関山〜没後100年企画展」が行われる。7月15日(水)から28日(火)まで、午前8時半から午後5時。
梶山関山(かんざん)(梶山良助(りょうすけ)/1836〜1920)は小田原出身。姉が秦野に嫁いできたことが縁で秦野の梶山家に婿入りをし、絵師として、また秦野焼(窯)をおこした人物としても知られる。
秦野では曽屋区水道建設に関わり、水道管に簡易陶管を使うことを提唱。自身の陶器に関する経験や知識を生かして、全国で初めて陶管を使った水道管の布設を実現した。関山が関わった曽屋水道は「明治23年に竣工した全国でも極めて早い時代に建設された水道施設」として、近代水道施設としては全国で初めて国の登録記念物(遺跡関係)に登録されている。
今回の企画展では、関山の絵師としての活躍に注目し、関山の後裔からの資料による調査から発見された作品や交流、資料が展示される。
また、7月19日(日)には三武英行氏による講演会も開催する。午後1時半から2階音楽室で。
問い合わせは本町公民館【電話】0463・84・5100へ。
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