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秦野 教育

公開日:2020.10.30

体験通し秦野の魅力再発見
観光協会がモニターツアー

 秦野市観光協会が10月24日・25日の2日間、「秘密の楽園 丹沢アドベンチャーツアー」を開催。2組の家族と、はだのブランドアンバサダーを務める秦野出身のシンガーソングライター立石純子さんが参加し、自然体験を満喫した。

 新型コロナ対策として国が実施している国立・国定公園への誘客推進等に関する補助金を活用した企画。秦野・伊勢原・厚木の3市観光協会と、登山アウトドア向けWebサービスやスマホアプリを手掛ける株式会社ヤマップが協働で推し進めている広域観光をさらに発展させるため、秦野市観光協会が窓口になり申請を行った。

 秦野は他の2市に先行し、表丹沢野外活動センターを拠点に秦野の魅力を詰めこんだモニターツアーを実施。伊勢原は大山を、厚木は七沢温泉をテーマに、年明けに実施するという。

秦野の自然と食満喫

 初日は市内の畑でのサツマイモ掘りや、滝沢園での魚つかみ取り、表丹沢野外活動センターでのテント設営や火おこしなどを体験。割り箸を使った魚の調理やロープの結び方、杭の打ち方などを学んだ。全員が苦戦した火おこしでは立石さんが唯一成功し、周りから歓声と拍手が上がった。

 その後、ジビエを中心にした秦野産食材を使ったバーベキューで食事をとり、テントで就寝。2日目は同センターから三ノ塔山頂を目指した。山頂ではサツマイモ掘り体験で講師を務めた表丹沢菩提里山づくりの会が作った「行者弁当」で昼食。合わせて葛葉の泉で汲んだ水で作ったコーヒーも振舞われた。

 参加者の一人、吉藤悠雅さん(12)は「火が点かなかったのは悔しかったけど、色々学ぶことができて楽しかった」と感想を述べた。立石さんも「野外センターは昔よく来ていたけど改めて楽しめることがたくさんあることを知り、家族とでも友人とでも楽しめる秦野の魅力を再発見できました」と話した。

 観光協会では今回のデータを活かし、他の2市とも情報を共有しながら、来年4月以降に一般に向けたツアーの企画を予定している。

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