秦野 社会
公開日:2021.03.12
クイン秦野楽器の感染対策
「音楽教室らしく」
新経営者の半田さん
「コロナの中でも生徒全員休まずに来てくれているんです」と話すのは、楽器の販売や修理、音楽教室を営む「クイン秦野楽器・クイン音楽センター」の半田一之さん(60)。同店は秦野市栄町で40年以上営業し、これまでに1千人を超える生徒を輩出。先月半田さんが事業承継し「長年勤める中で学校とのつながりを持たせてもらえ、今後も市内の楽器店として続けていかなければと思った」と話す。現在は4歳から60代まで幅広い世代が通っている。
半田さんは従業員の頃からコロナ禍の教室運営に奮闘。昨年、緊急事態宣言が出た時は2週間だけ休み、すぐに再開した。元々1対1でのレッスンだったことも幸いし、飛沫防止カーテンやプラズマクラスター&低濃度オゾンの加湿脱臭機も導入するなど徹底した感染症対策を行い、生徒から「安心して通える」と好評だという。
特に音楽教室ならではの対策が、ハイハット・シンバルスタンドを加工して作られた足踏み式の消毒液スタンド。消毒液が不要になった時には通常の楽器用スタンドとして再び活躍してもらうのだという。半田さんはこのような最新の感染症対策グッズなどの情報を得ると、インターネットでの発信も欠かさない。「音楽がまた身近に感じられる環境に早く戻ると良いなと思います」と話した。
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