戻る

秦野 教育

公開日:2022.10.21

北小学校
アルミ缶回収で優秀賞
エコへの取り組み評価

  • 中島さん(前列右)から児童代表2人に感謝状が手渡された

 北小学校が10月12日、アルミ缶回収でアルミ缶リサイクル協会から優秀校を受賞した。この表彰は、同協会が、アルミ缶の回収を通じて環境学習の支援を行う一環として毎年実施しているもの。今年度は全国の41校(小学校33校、中学校8校)が表彰された。同小学校は、2000年度にもこの賞を受賞している。

 この日は同協会の中島計部長が来校。PTA環境エコ委員会の川中まどか委員長や、学校関係者が出席し、同小学校環境委員会の児童が中島さんから感謝状を受け取った。中島さんは「日本は資源が少ない国。アルミニウムは100パーセント輸入に頼っている。だからこそアルミ缶は大切な資源。缶を溶かして再利用することは、ゴミの減量にもつながる。こうして全国の小中学校でアルミ缶の回収に積極的に取り組んで頂いている事は、本当にありがたい」と、回収の重要性について児童らに説明した。

 北小学校では年間5回に渡り、学校の校門前などでアルミ缶と牛乳パックの回収等などを行っているほか、年間2回地域内の8箇所に収集場所を設け、アルミ缶や牛乳パックの他新聞紙やダンボール、雑誌などの資源回収に取り組んでいる。川中委員長は、「児童の保護者の方々はもちろん、毎回地域の皆様に協力頂いています。こうして地域ぐるみで取り組んでいることが今回このように表彰され、本当にうれしい」と話す。

 北小学校では総合的な学習のなかで、5年生がSDGsの取り組みのひとつとして、リサイクルについて勉強する機会を設けている。「北小学校は市内の小学校には珍しく学校林を保有するなど、とりわけ自然や環境への関わりが深い。これからもエコに対する啓発活動や取り組みを続けていきたい」と、同校では話す。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

秦野 ローカルニュースの新着記事

秦野 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS