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秦野赤十字病院外科 女性医師やスタッフが対応 乳腺専門医の田中彩乃医師に聞く
女性の9人に1人が乳がんになると言われている現代。乳がんは誰でもなりうる病気のひとつといえる。乳がんは小さいうちに発見することができれば、根治の可能性が高い病気。一方で発見が遅れて進行してしまうと、リンパ節や骨、肺、肝臓など、乳房以外の臓器にがん細胞が転移し、命を脅かすようになる危険性も生じる。
秦野赤十字病院外科の田中彩乃医師は、「乳がんは増加傾向。年代的には30代から増え始め、40代でピークを迎えます。早期発見のためには、何より定期的に検診を受けることが大切です」と力を込める。
田中医師は、神奈川県西部で数少ない日本乳癌学会乳腺専門医の一人。がん専門病院や大学でトレーニングし、多くの患者の治療に携わってきた。田中医師の柔和な表情とわかりやすい説明は、緊張して受診した患者の気持ちを和らげてくれる。しかも秦野赤十字病院では田中医師だけではなく、検査を行う技師などスタッフも全員女性が担う。「やはりデリケートなことですし、女性が対応することで安心感につなげたい」と田中医師は笑顔で話す。
現在乳がん検診の受診率は5割弱に留まるという。田中医師は"ブレスト・アウェアネス"と言葉を挙げ「日頃から乳房を確認するなど、自身の乳房を意識する生活習慣を身につけること。もし変化に気づいた場合は、すぐに医師に相談することが大切です」と訴える。「マンモグラフィーなどの受診は、早期発見に繋がる。検診から専門医の診断を経て、万一の場合は手術など早期の治療へスムーズにつなげることができる。その入口として検診を活用して欲しい」と呼びかける。
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