秦野 経済
公開日:2023.06.16
入船町在住 小山田さん
陸上200mで関東大会へ
夏のインターハイにつながる陸上の県高校総体が5月に横浜市三ツ沢公園陸上競技場で開催され、県立厚木高校2年生の小山田隼さん(入船町在住)が男子200mで関東大会(南関東地区)への進出を決めた。
56人が出場した県総体の男子200m。6位以内に入れば関東大会出場という中、小山田さんは決勝で21秒78の自己ベストを叩き出し6位に入賞。2年生の出場選手で唯一、関東大会への出場権を獲得した。
県総体前から、6位以内への入賞をめざしていたという小山田さん。「関東に出られて嬉しい。でも、3位以内に入って表彰台に上りたかった」と結果を真摯に受け止める。
中学時代から活躍
小山田さんが陸上競技を始めたのは中学校入学から。当初は走り幅跳びの選手だったが、途中から200mの練習も開始。坂での走り込みなどでタイムを縮め、中学3年生の時には200mで全国大会に出場している。
厚木高校進学後も、陸上部に所属した小山田さん。昨年、1年生の時にも男子200mで県総体に出場したが、2・3年生との実力差を実感したという。大会決勝で実力を出すためには体力向上が課題と考え、冬場はトレーニングに集中した。
さらに、今年4月からは走り高跳びの選手として日本陸上競技界で活躍してきた高張広海教諭が顧問に就任。経験豊富な顧問と出会い、「練習や大会当日の気持ちの作り方などのアドバイスも今回の結果に繋がったのでは」と振り返る。関東大会は、6月16日(金)から山梨県JITリサイクルインクスタジアムで開催予定。小山田さんは「関東でも上位6人に入り、インターハイに出場したい」と意気込んだ。
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