秦野 社会
公開日：2025.07.11
横野地区で脳トレ講座
鏡に映る時計｢何時何分？｣
「鏡に映った時計、何時何分でしょう？」-。「正解は16時24分です」。プロジェクターを通して講師が出題し、参加者たちは楽しみながら答える。そんな脳トレ講座が６月26日、横野自治会館で開催された。主催は、60〜80代が所属する横野長寿会。認知症予防脳トレ士の村上政司さん（77・南矢名）を講師に招き、認知症予防に向けた脳のトレーニングを35人が受講した。
村上さんの「ぱぴぷ脳トレ」というプログラムは、楽しく続けることを主眼に置く。覚えたことを思い出す「遅延再生」、２つのことを同時に行う「デュアルタスク」、「空間認知」などをテーマにした問題に、参加者らは声に出して回答していく。
会場には笑い声も響き、77歳男性は「脳が活性化する感じ。続けた方が良さそう」。講師の村上さんは「認知症の発症を遅らせることにつながる。続けてほしい」と話す。
村上さんは今年度、市民活動サポート事業として自治会などを対象に出張講座を実施中。講習料５千円（１時間）。（問）【携帯電話】０９０・７６８５・０５４２
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