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秦野 ピックアップ(PR)

公開日:2025.08.01

詐欺被害が前年比460%
「80代女性が狙われている」

  • 啓発チラシを手にする浅田署長

 秦野市内の詐欺被害が前年比460%という緊急事態が発生している。特殊詐欺と投資・ロマンス詐欺を合わせた被害は7月23日現在で38件、被害額は1億9400万円に上る。特殊詐欺は80代女性の被害が多く、秦野警察署の浅田二郎署長は「詐欺グループに情報が流れた可能性がある」と指摘する。多いのは息子や孫を騙り失った金の肩代わりを求めるオレオレ詐欺や、警察官等を騙り犯罪関与の疑いを晴らすため現金の確認を求める手口。また、SNSをきっかけとした投資詐欺は50代男性と40代女性の被害が顕著だという。

 「自分で詐欺に気づく自己看破率が低いと感じる。友人や家族、集まりなどで常に話題に出し、秦野が狙われていると意識してほしい」と浅田署長。秦野署は金融機関等の巡回強化も予定している。また、秦野市防犯協会もチラシでの啓発や防犯キャンペーン、青色回転灯車両での広報等で注意喚起を行い、被害の防止対策を講じている。

秦野市防犯協会

秦野市桜町1-3-2(秦野市役所地域安全課内)

TEL:0463-82-9625

https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/genre/1000000000039/index.html

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