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秦野 教育

公開日:2025.10.23

当選は「織田信長」
西中で模擬投票

  • 選挙管理委員会が協力して投票箱や記載台を設置して実施=16日

 主権者として必要な資質や能力を育んでもらおうと、西中学校で10月16日、秦野市選挙管理委員会協力のもと模擬投票が実施された。教室には投票箱や記載台も設置され、参加した3年生の生徒たちは本番さながらの雰囲気を体験した。

 市内中学校では今年度から、新たな学びプロジェクトとして模擬投票の授業を計画。9月に北中で初開催し、西中が2校目の実施となった。

 生徒たちは社会科の授業を通じて、今夏の参院選で配布された公報を手に取りながら選挙の仕組みを学習。模擬投票に向けては、選挙区に「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」が立候補したと想定し、武将3人の実績や政策を比較して投票先を決めた。ある生徒は、「天下統一への意志の強さ、楽市楽座の政策がいい」と織田信長に投票したという。各クラスで同様の模擬投票を行い、3年3組で最多票を獲得したのは織田氏だった。中学生は比例区の投票も体験した。

 参加した平口慶一さんは、「実践に即した形でいい勉強になった」。模擬投票を担当した女池航太教諭は、「生徒たちからは意外と簡単だったという声も聞かれ、将来投票へ行きやすくなったのではないか」と振り返った。

 市教育委員会では、市内各校に模擬投票の授業を広げていきたいとしている。

 

 

 

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