秦野市
小中学生参加し盛会に
全国報徳サミットに１２００人

児童生徒の大会宣言決議

　第30回全国報徳サミット秦野市大会が11月１日、メタックス体育館はだので行われた。

　二宮尊徳にゆかりのある「全国報徳研究市町村協議会」に加盟する17市町村が集まり開催される全国報徳サミット。市制施行70周年記念事業として秦野を会場に行われた今大会のテーマは「みんなでつなぐ報徳の教え　未来を創るひとづくり・まちづくり」。このテーマの通り、次代を担う子どもたちが事前学習や大会準備に関わってきた。

　大会には１２００人が参加。オープニングでは秦野市合唱連盟と東小・中学校児童生徒が「丹沢讃歌」の合唱を、ささら踊り保存会と北幼稚園児・北小児童が「ささら踊り」を披露し、華やかな幕開けに。続く開会式では、高橋昌和市長が「一円融合の精神のもと、子どもたちがふるさとへの誇りと愛着を持ち、自らの手で未来を築いていくことのできる社会づくりのきっかけとしたい」とあいさつした。

　その後、南小児童による報徳学習発表、東中生徒によるポスターセッション、はだのふるさと大使・合田雅吏さんの基調講演、学生団体Ｅ４がコーディネーターを務めた５市町の首長によるパネルディスカッションを実施。また、市内小中学校の代表児童・生徒等からなる「秦野こども未来づくり会議」が大会宣言決議を発表すると、大きな拍手で承認された。

　最後に、高橋市長から次回開催地の栃木県真岡市・中村和彦市長に金次郎像が引き継がれ、会は盛会のうちに閉幕した。

第30回全国報徳サミット秦野市大会実行委員会

秦野市桜町1-3-2　生涯学習課内

TEL:0463-84-2792

https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/genre/1743036948007/index.html