パラリンピック競泳で金メダル15個を獲得し、今春に現役復帰した成田真由美選手(横浜サクラスイミングスクール所属)が11月17日、鴨志田緑小学校を訪問し、講話を行った。2020年東京五輪・パラリンピック競技大会の機運を高めようと、横浜市が行っている取り組みの一つ。
車いす用の駐車場にコーンが置かれ駐車に困ったことなど、経験談を交えた障害者からの視点や、車いす生活になってから現在までの体験を語った成田選手。子ども時代は水泳が嫌いだったが、車いす生活になった後に仲間に誘われて水泳を始めた話を紹介し、「大嫌いなことも、きっかけがあって大好きになることもある」と児童に伝えていた。
講演後、成田選手が持参したパラリンピックのメダルを手にした子どもたちは、興味津々の様子でその重さを噛みしめていた。
新國幹太君(5年)は、大会に臨む時の成田選手の姿勢を知り「(自分がやっている)サッカーでも相手に気持ちで負けないよう取り組みたい」と感想を話していた。同校の小倉早苗校長は「目標や夢に向かうとき、今日の話を生かしてほしい」と児童に呼びかけた。
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