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瀬谷区版 公開:2014年1月23日 エリアトップへ

プロ野球・東北楽天の内野手として、昨年日本一に輝いた 岩崎 達郎さん 三ツ境出身 29歳

公開:2014年1月23日

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攻めの守備貫く

 ○…堅実な守備を武器にプロ生活7年目の昨年は中日から新天地・楽天へ。年間74試合に出場し、自己最多の112打席に立つなど打撃でも存在感を見せ、縁の下の力持ちでチームのリーグ制覇、日本一に貢献した。そんな「守備職人」の原点は地元三ツ境にある。

 ○…従兄弟の影響で小学1年のとき、少年野球のオール三ツ境に入団。持ち前の器用さで、内外野全てのポジションをこなしてきた。中学で瀬谷シニアに所属すると、週6日のチーム練習に加えて公園での壁当てが日課に。その頃から「やればやるほど奥が深くて面白い」と、守備に魅せられてオーダーメードのグラブを使うようになった。使い古したグラブは今も実家に10点近く並ぶ。

 ○…横浜商大高校では二塁手として、1年から正選手の座をつかんだが甲子園出場は果たせず。金沢哲男監督の勧めで、卒業後は新日本石油に就職し、野球を続けることに。社会人野球で目標としていた都市対抗野球大会の本戦進出は叶わず、ここでも涙を飲んだ。「プロから指名されなければ野球を辞めよう」と考えていた2006年に運命的な出会いが。ドラフト5巡目で中日から指名を受けた。入団後は十分な出場機会を得られない中、「甲子園や都市対抗を経験した選手に負けたくない」と闘争心を燃やしてきたという。井端弘和選手(現巨人)に指導を仰ぎ、プロ4年目には公式戦初本塁打をサヨナラの場面で打つなど、打者としても勝負強さを見せた。

 ○…愛用のグラブに縫い込まれたモットーは「弱気は最大の敵」。得意の守備で受け身にならず、常に攻めの姿勢でボールに向かっていく。「シーズン中は、野球のこと以外は頭にない」。根っからの野球人ぶりだが、グラウンドを出れば「オフくらいは遊んであげたい」と家族思いの父親の一面も。妻と1歳になる息子の笑顔を胸に、「強い意志で挑戦し続ける」。地道に、愚直に野球人生を歩んでいく。

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