国土交通省は3月17日、今年1月1日現在の公示地価を発表した。
横浜市全体の地価は、08年秋のリーマン・ショック以降3年連続で下落となったが、下落率は縮小した。戸塚区の住宅地の下落率はマイナス0・5%で、前年より2・9ポイント上昇、市内では唯一マイナス1%を切った。また、市内全体の住宅地513地点で、8地点が上昇に転じており、うち3地点が戸塚区内。東戸塚駅から徒歩圏内のマンション2地点では、4%前後と市内で最も高い上昇率を記録した。
東戸塚駅近くの不動産会社「いい物件リスト」の鎌田友和支店長は「東戸塚駅周辺の再開発完成と、FM局や子育て拠点などの設置で人気が出たのでは」と分析。現在、震災の影響で、建物の完成時期がずれ込み、資材の高騰で値が上がっている一方、今後、震災により住宅地需要は増す可能性もあるとみている。
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