神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2015年12月24日 エリアトップへ

全国高校生童話大賞で銀の星賞を受賞した 原尾 勇貴さん 公文国際学園高等部3年 18歳

公開:2015年12月24日

  • LINE
  • hatena

「幻想的世界」をつづる

 ○…全国高校生童話大賞の銀の星賞を受賞し「素直にうれしかった」と感想を話す。全国高校生童話大賞とは全国の高校生に童話という夢のある自由な表現の場と、豊かな創造力などを引き出す機会を提供したいとの考えから生まれたもの。「受賞したのは今回で3回目。高校1年生の時は金、2年生は銅、そして今回は銀。全ての賞を受賞したので嬉しい」と歯切れ良い。今回の作品は最初につくった作品と2回目の挑戦となった作品の、良いところを合わせてつくったもの。「特にところどころの言い回しや物語に出てくる構図などを意識して童話の雰囲気を織り交ぜてつくった」と胸の内を明かす。

 ○…作品のタイトルは『アイアン』。砂漠にある牧場にいる馬がさまざま情景のもと、物語が巡る話。「幻想的な世界をつづり、最後には自由、希望を見い出せるような物語に仕上がっている。これ以上言うとネタがばれてしまうんで」と無邪気に笑う。「新しい分野で何かをつくっていくわけではなく、過去の作品の積み重ねを別のものとして生かす」と自分なりのスタイルを淡々と語る。

 ○…「受験がすぐそこ。まずは勉強に集中」と言いつつも3日に1冊、継続的に本を読む。勉強以外には読書をすることや、小説を書くことが趣味。好きな言葉は、尊敬している部活の先輩が話していた「もっといいものは、いつもある」。今の自分に満足するのではなく、さらに上を目指す。そんな上昇志向に意味があると捉えている。

 ○…文章を考える上で大事なことは「本を読むこと。他には日常にあるものを引用し、それを物語に織り交ぜる」こと。「今後は推理小説を書いていきたい。そのためには情緒的な部分をより論理的に話を組み立て、最後には読み手がアッと驚くような形にしなくてはいけない」と考察する。「今後も精進していくので応援よろしくお願いします」と謙虚に話した。

戸塚区・泉区版の人物風土記最新6

永吉 和弘さん

この春から戸塚警察署署長に着任した

永吉 和弘さん

戸塚町在勤 54歳

4月18日

小山内 章さん

この春から泉警察署の署長に着任した

小山内 章さん

泉区和泉町在勤 54歳

4月11日

原 恒夫さん

さくらプラザでモザイクアートの40回目記念展示を行う

原 恒夫さん

戸塚区戸塚町在住 84歳

4月4日

青葉 裕子さん

東俣野町の農園で多世代コミュニティーの形成を目指す

青葉 裕子さん

東俣野町在住

3月28日

山口 キヌさん

102歳を迎えてなお、元気にスローライフを楽しむ

山口 キヌさん

平戸在住 102歳

3月21日

菅原 美穂さん

横濱花博連絡協議会の副会長を務め、マスコットのブンブンをデザインした

菅原 美穂さん

市内在住 38歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook