毎年恒例の「第36回磯子まつり」が9月30日、区総合庁一帯と磯子センター、土木事務所を会場に開催される。区政85周年と節目の年にあたる今回、区は初めて区役所と土木事務所を結ぶ無料シャトルバスを運行するほか、磯子アベニューでのフリマ開催などを通じて、3会場の一体化をめざす。
磯子まつりは1977年、区政50周年記念としてスタートした。それ以降、区役所前を通る産業道路の一部を歩行者天国にして、区役所や磯子センターなどを含めた帯状の広い地域を会場に、まつりが実施されていた。しかし2006年に歩行者天国が行われなくなって以後、杉田臨海緑地と(株)東芝横浜事業所グラウンドが会場となった07年以外は、区総合庁舎と土木事務所、磯子センターなどを使用する形となっている。
一方、住民などからは、3会場の距離が離れていることから、まつりとしての一体感がなくなりつつあるという意見も出ていた。
それらの状況を踏まえ、区は今年、2つの新たな施策を打ち出した。
1つ目は、区総合庁舎と土木事務所を往復する無料シャトルバスの運行。おおむね午前11時から午後2時30分までの間、約30分間隔で巡回させる。2つ目は、総合庁舎と磯子センター間の歩道「磯子アベニュー」でのフリーマーケットの実施。昨年まではただ移動するだけだった歩道に、フリーマーケットが出店。店が並ぶことで、まつり会場としての一体感を演出する。
3会場スタンプラリーも
また、3会場を巡って集めるスタンプラリーも実施。スタンプ3つを集めるとくじを引くことができ、様々ないそっぴグッズをもらうことができる。
そのほかにも、公会堂では記念式典や区民によるステージ、磯子センターでは梅の種飛ばし大会、磯子の逸品うまいものフェア、土木事務所では恒例の「はたらくくるま大集合」などが開催される。
詳細は、事務局(区役所地域振興課内)【電話】045・750・2392まで。
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