港南区防災講演会として3月19日、神奈川わかものシンクタンクの代表理事などを務める福本塁さんが「世代をこえて防災について考える」と題した講演を港南公会堂で行った。
福本さんは大地震について、「科学的に見ると、必ず起こるが『いつ』なのかが分からない」とした上で、従来の防災訓練の不十分さを指摘。「人によって日常過ごす場所は様々。必要な訓練も1人ひとり違うので、各自が自分で考えないといけない」と呼びかけた。
また地域の訓練について、「参加者を増やすためには、技術習得型、状況体験型だけでなく、楽しみながらお互いを知る『親睦型』の訓練も重要」とし、「恒例の地域行事など、今やっていることに『ちょい足し』することでも十分有効なものになる」と話していた。
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