連載【20】 子ども達の教育現場を歩く 自民党 川崎市議会議員 青木のりお
「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、幼児期に学んだ事というのは、一生を形づくる重要なものです。
先進諸国では、「次の世代がどう育つかが、国の行く末を決める」という考えの下、幼児教育に対する投資が積極的に行われているそうです。
一方、日本では6歳以下の幼児に対する施策として、保育という福祉の面で語られることが多いでしょう。待機児童解消や保育園に対する助成金など多額の予算が組まれ、増額していく方向にありますが、教育面の充実に関する議論は充分とは言い難い状況です。
日本でも、幼児教育の重要性が理解され、より大勢の子ども達ができるだけ平等に、質の高い教育を受けられるようになってほしい。私はそんな社会の実現を目指していきたいと思います。
私は、2児の親として、また川崎市幼稚園父母の会会長として、もちろん市議会議員として幼児教育推進のために活動をしています。
その一環で現在、川崎市内の幼稚園全園を一園ずつ見学させていただいています。市内でも、各区各園で特色があります。大小様々、運営形態も多様です。親と先生が協力して授業をつくったり、地域の農家と協力して畑仕事を体験したり、園の取組みも様々でした。
見学リポート
多摩区登戸にある丸山幼稚園では、伊藤夏夫園長先生が早くから食育に注目しました。給食を導入し、子ども達に食事を通してマナーや食の大切さを教えています。また「園児にとってより良い環境を」と園舎を新築するなど環境整備にも努めていらっしゃいました。
さらに、親が子どもの教育環境を気軽に見学できるように園を開放しているのも、興味深く見学させて頂きました。
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4月19日