川崎市 溝口交差点に渋滞対策 14年度から3年で実施
川崎市は13日、市内5箇所の緊急渋滞対策を実施すると発表した。高津区では、県道川崎府中線(府中街道上り線・川崎方面)の溝口交差点が対策箇所に選定された。
川崎市によると、今回の緊急渋滞対策は、交差点改良などによる早期の渋滞緩和効果が目的。
対策箇所に選定されたのは、溝口交差点のほか、京急川崎(大)第2踏切(国道409号上り・川崎区)、元木交差点(県道川崎町田線上り・川崎区)、稲生橋交差点(県道川崎府中線下り、市道向ヶ丘遊園駅菅生線上り・多摩区)、宿河原1丁目交差点(市道幸多摩線下り・多摩区)の合計5箇所。
12時間の平均走行速度が時速10Km未満の箇所で、渋滞の長さ500m以上、通過に5分以上かかる場所から早期の効果が見込める対策が可能な箇所を選定したという。
溝口交差点(府中街道上り)は、朝8時前後のピーク時の渋滞の長さが650m、通過時間11分02秒かかかり、対策箇所に選定された。
渋滞緩和の手法は、現状の道路幅での右・左折車線の設置、信号制御の改善など短期間の整備が可能な対策としている。
市建設緑政局では「渋滞を完全に解消するのは難しい。現在の状況より少しでも緩和させることを目指していく」と話す。
2014年度から関係機関との協議や調整、調査、検討が行われ、工事は16年度末までに完了する予定。
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4月19日