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多摩区・麻生区 文化

公開日:2012.11.09

楽しみながら防災意識を
多摩消防署がフェア

  • ロープ渡りでレスキュー隊体験もした

 多摩消防署(石井敏幸署長)は3日、市民に防災意識の向上を呼びかけようと、よみうりランド内で消防フェアを開いた。この日はよみうりランドの無料開放デーとあって家族連れを中心に多くの人が集まった。



 会場には、起震車やはしご車などが登場し、水消火器を使った体験消火訓練や煙が充満したテントを歩く体験が用意された。ロープ渡りのコーナーや消防士の服を着て記念撮影できるコーナーでは、子どもたちが楽しみながら消防士の活動を学んでいた。市消防音楽隊による演奏もあり、多くの人出で賑わう会場を盛りあげた。



 はしご車に乗った新田大河くん(3歳)は「かっこよかった。消火器も楽しかった」と笑顔を見せていた。



 石井署長は「こうした体験を通じて、多くの市民に防災防火意識が高まってくれればいい」と話した。

 

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