神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2017年9月29日 エリアトップへ

アートガーデンかわさきで「押し花サロン シンフォニー」15周年記念作品展を開く 石渡 美彌子さん 川崎区大師駅前在住 71歳

公開:2017年9月29日

  • LINE
  • hatena

繊細な腕前と人柄で道極め

 ○…「世界押し花絵芸術祭in日光」グランプリ、「押し花NIPPON大賞」特別賞…押し花アーティストとして数々の受賞歴を誇り、その世界で名を轟かせる。今年は主宰する「押し花サロン シンフォニー」を開いて15年。節目の記念にと、10月4日から8日まで「アートガーデンかわさき」で展覧会の開催を決めた。作品展は毎年春に川崎信用金庫本店で行っているが、これだけ大掛かりなものは初めて。10周年の際にも記念展を企画したが、体調を崩し断念。今回も夏に腕を折るけがを負い「やはりダメかな」とあきらめかけていたが「仲間に支えられて実現できた」。嬉しさもひとしおだ。

 ○…周囲を明るくするような笑顔と話しぶりが印象的。「他人を心配させない気遣いの人だから」と良く知る人は語る。実は20年ほど前に難病「全身性エリテマトーデス」を患った。手を使うこともままならない中、日課となったのは大師プラザ図書館通い。ある時、館内の壁に飾られていた押し花作品を目にとめた。「ピンセット1本でできる」。生け花やお茶の心得があった上、パッチワークに凝っていた時期でもあった。誘い文句に導かれるまま電話をし、習い始めた。この世界に入るきっかけだ。

 ○…川崎区大師駅前で長年、夫の昭彦さんとともに日用品雑貨「忠ぶね」を切り盛りする。川崎フロンターレを創成期から支え続けるサポーターとして知られる長男の俊行さんの影響もあり、自身も熱烈なサポーターに。一時期までホームゲームには毎試合足を運び、声をからした。

 ○…四季折々の花を使って風景など様々な作品を作り上げる押し花アート。「富士山一つを作るにしても多彩に表現できる奥深さが魅力」という。数年前からは「押し花を通じた地域への恩返し」にと、生田緑地や北野書店などでワークショップを開催。子どもたちの世代に花を愛でる素晴らしさを伝えている。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook