広島-長崎 関家さん完走 「423Km」眠気との戦い 70時間走り続ける 「すごいチャレンジだった」
8月6日午前9時に広島県の原爆ドームをスタートし、9日午前11時までに長崎県の原爆投下中心地公園のゴールをめざす「2014広島―長崎リレーマラソン」で、南区磯部在住のウルトラマラソンランナー関家良一(せきやりょういち)さん(47)=星工業株式会社勤務=が初出場で制限時間内のゴールを果たした。10回目となった今年は12チーム66人が参加。1人での参加は関家さん他3人。関家さんは423・4Kmを3日間ほとんど眠らず70時間30分で走り抜いた(9日午前6時55分到着)。1人チームでの完走は大会初。*関家さんのみ6日午前8時25分にスタート
5分仮眠で回復
マラソンは知人のサポートのもとで行われた。知人は車に食料などを積み込み、コースを先回りし、休憩地点で待機。関家さんはその地点をめざしマップを片手に走っていく。夜は手元のライトでマップを照らしながら。平均すると時速7、8Km程度のペースだったそう。気温はだいたい32、3度。湿度の高さが堪えた。夜は熱帯夜で、風がなく暑かった。「眠気との戦いでした。30分寝たのが2回ほど。あとは細かい仮眠を含めて合計で3時間も寝ていません」。仮眠といっても道路に横たわるだけ。5分後に目を覚ます。それで体力は回復している。「僕だけの特技じゃないかな」。まさに「ウルトラ級」の体力だ。
関家さんのフェイスブックには1143人の友達がいる。関家さんは今回、GPSを身に付けて走っており、ネット環境のあるパソコンやスマートフォンなどで、誰でも関家さんの現在地を確認することができた。走っている途中は、フェイスブックを通じて世界各国から応援のコメントが届いたそうだ。
「これまでは48時間走り続けたのが最長でした。途中『止(や)めたい』とは一度も思いませんでした」
10月に報告会
関家さんは今回のマラソンについての報告会を開催する。日時は10月5日(日)、午後2時から4時。会場はJR橋本駅北口のソレイユさがみ(イオン橋本店6F)。参加は無料。希望する人は下記のアドレスにメールで申し込みを。定員70人。【関家良一・広島―長崎423Kmマラソン報告会】参加希望連絡アドレス【メール】ryo-1.sekiya@nifty.com(問)【携帯電話】090・4836・1452
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