大和警察署は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどの大規模イベントを控え、テロや大規模災害に備え関係機関との連携強化を目的に、「大和警察署テロ等対策協議会」を発足した。
協議会には、警察の外郭団体の他、行政、基地関係、自治会、公共交通機関、報道機関など29の団体が参加。8月29日には第1回となる会合が大和警察署で開かれ、協議会の会長には警察官友の会会長の古郡保正さんが、副会長には大和市危機管理課長の小俣達也さんと綾瀬市危機管理課長の峯山哲夫さんがそれぞれ就いた。古郡会長は「これだけ他業種が集まる会は中々ない。お互い情報交換し、横の連携を密にしながら、3年後の五輪に備えた体制作りにつなげていければ」と挨拶した。
この日は、東京五輪に関する警備情勢やサイバー攻撃について神奈川県警本部の担当者が講演。東京五輪では、すでに野球やサッカー、セーリングなど3競技が県内で行われることが決定。また前年の2019年には、アジア・アフリカ会議やラグビーW杯など、世界的に大きなイベントが複数控えていることから、「まずは知識より意識。注意喚起の輪を広げてほしい」と訴えた。
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