階段を下る新郎新婦
大山阿夫利神社（目黒仁宮司）で１月15日、１組の結婚式が執り行われた。
式を挙げたのは、柴野純治さんと愛美（なるみ）さん（旧姓・内藤）。現在は東京都内で生活をする二人だが、共に「大山の麓で遊んで育った」と地元で挙げる結婚式が共通の希望だったそう。神社仏閣マニアでもあるという愛美さんたっての要望もあり、同神社での結婚式が実現した。
数年前から年１回程度、結婚式を受けているという同神社では「山の上という珍しいロケーションでのお式は、参加者にも喜んで頂いています」と話す。
「今日はいつもと違う気持ちで登ってきました」と式を前にしても和やかに話す二人は、ケーブルカーから降りてくる親族や友人と対面すると、一層表情をほころばせていた。
初詣シーズンとあって多くの参拝客が訪れる中、袴と色内掛け姿で歩く二人には、周囲からも祝福の声がかけられていた。
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