伊勢原 トップニュース社会
公開日:2026.10.30
伊勢原市 道の駅 基本構想を策定 「交流・賑わい」「防災」の二刀流拠点へ
伊勢原市は10月23日、市内への「道の駅」設置に向けたコンセプトや基本方針をまとめた『伊勢原市「道の駅」基本構想』を策定・発表した。新東名高速道路や国道246号などのすぐれた交通網、豊かな農畜産物、日本遺産「大山詣り」をはじめとする歴史・観光資源、そして高度医療機関の立地といった地域の強みを最大限に生かし、平時は人々の憩いと活気を生む拠点、災害時には迅速な救護や復旧を支える防災拠点を目指す。
国道246号の「空白地帯」解消へ
現在、神奈川県内の道の駅は6箇所にとどまる。特に東西の主要幹線である国道246号沿いでは、東京都千代田区の起点から静岡県小山町の「道の駅ふじおやま」に至る約100Kmにわたり道の駅が存在しない「空白地帯」となっている。
市はそのほぼ中間(約50Km地点)に位置しており、24時間利用可能な駐車スペースや清潔なトイレを備えた施設を整備することで、一般ドライバーやトラック運転手の貴重な休憩所として交通安全に貢献し、周辺道路での路上駐車問題の解消も期待される。
憩いと賑わい「強固な防災」
基本構想では、次の3つのコンセプトが掲げられた。
【1】安心・快適な拠点▽24時間利用できる休憩機能や、子育て世代・高齢者も安心して利用できる空間づくり。
【2】地域振興・交流拠点▽地場の農畜産物を生かした6次産業化や「伊勢原うまいものセレクト」等のブランド発信、観光案内や体験型コンテンツにより市内周遊と域内消費を促進。
【3】災害に強い防災拠点▽消防・警察・自衛隊等の活動拠点のほか、市内にある災害拠点病院(東海大学医学部付属病院等)やDMAT(災害派遣医療チーム)と連携した高度医療救護所機能、被災道路の啓開・復旧作業ヤードなどを確保。
市民アンケート調査(回答数4040件)でも、約94%が「利用したい(利用すると思う含む)」と回答。期待する機能として地産地消の直売所や飲食施設、防災機能の強化などが上位に挙がる一方、周辺道路の渋滞対策や財政負担を懸念する声も寄せられており、市はこれらの課題を慎重に検討していく方針だ。
市は今後、国や県などの道路管理者と共同で整備を進める「一体型」での実現を目指し、国県への要望や調整を継続していく。設置場所や施設規模、導入機能の詳細については、今後立ち上げる有識者会議や市民の意見を取り入れながら「基本計画」の策定に向けて具体化を図る。
問い合わせは市国県・企画調整課【電話】0463・94・4796へ。
ピックアップ
意見広告・議会報告
伊勢原 トップニュースの新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











