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横須賀版 公開:2014年11月21日 エリアトップへ

「横須賀Sプロジェクト2014」 サブカルで横須賀を元気に

文化

公開:2014年11月21日

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左からプロジェクト旗揚げのシンポジウムに参加した増本貴士さん、中村純子さん、南健さん、坂田圧巳さん、山村高淑さん、岡本健さん
左からプロジェクト旗揚げのシンポジウムに参加した増本貴士さん、中村純子さん、南健さん、坂田圧巳さん、山村高淑さん、岡本健さん

ゆかりの作品を積極活用

 サブカルチャー(アニメ・マンガ)を活用し、地域活性の可能性を探る一大プロジェクトがスタートした。第1弾として、今月15日に神奈川歯科大でシンポジウムを実施。この分野に造詣の深い、増本貴士氏(尾道市立大学准教授)、山村高淑氏(北海道大学教授)、岡本健氏(奈良県立大学講師)の3氏が他市の事例やサブカルが秘める地域おこしの可能性を説いた。

 岡本氏は、地域とアニメのタイアップ例として、今年奈良県の奈良公園で行われたイベントを紹介。ここでは数万本のろうそくを灯す「燈花会」で人気作品に描かれたシーンを再現したという。キャラクターの等身大パネルなどを用意し、アニメの世界観をつくり上げた。「アニメは虚構だが、現実のイベントとリンクしているので、ファンにとってはリアリティを感じられる」と話した。

 山村氏はそのメリットについて、「制作側は自作のPR、地域側は若い世代などの新規顧客開拓」と、双方の利害の一致を挙げた。増本氏は「横須賀市は歴史ネタが豊富。軍艦など、歴史に根付いたアイテムを活かすのが効果的では」と発言。漫画家やアニメーターを発掘して地域で養成することも提案した。

 これとは別に、神奈川県もサブカルに熱い視線を向けており、今月24日(祝)に県庁で「神祭り2014KANAGAWA」と題したイベントを行う。

「アルペジオ」プラモ展

 近未来の日本などを舞台に、艦船や潜水艦が活躍するアニメ「蒼き鋼のアルペジオ ─アルス・ノヴァ─」のプラモデル展が稲岡町の記念艦「三笠」で開かれている。11月30日(日)まで。作品に登場する艦船模型=写真=や関連資料が展示されている。観覧には「三笠」観覧料が必要(一般600円)。同作品には、架空の横須賀市街地や横須賀港、「三笠」などが登場する。来年1月には劇場版の公開が決まっている。
 

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