戻る

三浦 教育

公開日:2017.03.10

ワカメで学ぶ地場産業
旭小児童が養殖棚見学

  • 海上で養殖中のワカメを見る児童

 市立旭小学校(古山好校長)の3年生児童が先月28日、三浦海岸にあるワカメ養殖場を見学した。



 「私たちのまちの仕事」をテーマに、社会科の単元の1つとして学習してきた子どもたち。総合学習や海洋教育も兼ねて、地域の生産業を支える漁師の仕事について理解を深めた。昨年12月には、上宮田漁業協同組合の吉田利之さんの指導のもと、同校でワカメの種差しを体験。実際に沖出しするロープに一つひとつ手作業で種苗をつけた。



 この日、児童らは同漁協組合有志の支援を得て、船に分乗し海上のワカメの養殖棚を見学。種差し時、約4〜5cmほどだった種苗は、およそ2カ月で2m前後に成長。観察を終えて、「自分の身長より大きくなっていたことにびっくりした」「海の中のワカメは濃い茶色で、家で食べるものよりぬるぬるしていた」などと驚いた様子で感想を話した。

 

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS