「スマイルバス」記者会見の様子 左からパク・サンジュン監督、リュ・ヒョンギョンさん、田中要次さん
藤沢・江の島と鎌倉を舞台とした「日韓観光振興プロジェクト」特別製作作品「スマイルバス」の記者発表が16日、藤沢市役所で行われ、パク・サンジュン監督、主演のリュ・ヒョンギョンさん、田中要次さんが出席した。
同プロジェクトは、観光庁と米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル＆アジア」の共同事業。２００９年に「旅シヨーット！プロジェクト」を立ち上げ、「日本に行きたくなるね」をキーワードに日本の魅力を描写する作品を募集。同プロジェクトの一環として、パク・サンジュン監督の「スマイルバス」が特別製作された。
同作品は、復縁を迫る男性と揺れる女性の気持ちを、江の島や鎌倉にまつわる言い伝えと美しい景色を背景に描いた珠玉のラブストーリー。出演は今韓国で人気上昇中の女優リュ・ヒョンギョンさん、ドラマや映画、ミュージシャンとしても活躍するパク・コニョンさん、田中要次さん他。
記者会見でパク監督は、舞台を選んだ理由について「江の島と鎌倉には恋愛にまつわる場所がたくさんある。これを作品に結びつければ面白いと思った」と説明。リュさんは「江の島は韓国にある島と似ていて気に入った」と笑顔で話した。
撮影は今月14日から17日まで行われ、作品には、江ノ電や鎌倉の大仏、鶴岡八幡宮など、江の島と鎌倉の魅力が詰まっている。
なお、同作品は６月に東京と横浜で開催する映画祭で上映される予定。
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