藤沢地区郷土づくり推進会議(廣瀬宣昭議長)が行っている「トランスボックス浮世絵ラッピング」の第3弾完成除幕式が3月2日、藤沢公民館分館「済美館」で開かれた。
当日は同会議メンバーに加え、行政やラッピングに協力した企業関係者らが集まり、完成を祝った。同会議推進部会の高野文夫部会長は「新たに移り住んできた人も完成したラッピングを是非見に来て、街の歴史的魅力を知ってほしい」と思いを語った。
この取り組みは旧東海道藤沢宿に残る江戸時代の魅力ある街並みを住民に伝えるとともに落書き防止や景観の向上につなげようと、同会議が4年前から行ってきたもの。今回は、藤沢橋から白旗までの国道467号線沿いに設置されている、東京電力(株)の「トランスボックス」と呼ばれる変圧器22基に、江戸時代に描かれた同地区の地図などが飾り付けられた。これまでも遊行通り4丁目から藤沢橋、藤沢銀座通りから柳通り沿いの59基に、歌川広重が描いた浮世絵や明治時代からの写真などがラッピングされており、計画された全てのラッピングが今回で完成した。
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