日本水泳界期待の若手選手が藤沢にいる。同じ日本大学藤沢高校に通う佐々木杏奈さん(2年)と大内紗雪さん(1年)だ。2人は6月に開かれた県高校総体で出場した2種目で優勝。佐々木さんは200mと400m個人メドレーで大会新記録を更新、大内さんは50自由形で県高校記録を樹立し100m自由形も大会新記録をマークした。世界を見つめる2人は、優勝に喜びながらも「まだまだベストではなく、満足のいく泳ぎではなかった」と悔しい表情を見せた。
2人は、8月23日(水)から米国で開催される世界ジュニア選手権に出場する。「世界で自分がどのくらいの実力なのか見極めたい」と意欲を燃やしている。
着実に成長
個人メドレーで県総体2年連続2冠を達成した佐々木さん。中3で全国優勝を果たし、高校に進学してからは、全国高校総体で両種目4位、今年の日本選手権では400m個人メドレー6位と着実に力を付けている。今は、もともとある持久力にスピードを付けようと。自由形の強化し上位を目指している。
王者の背中を追って
大内さんは、「スーパー高校生」と呼ばれる池江璃花子さん(淑徳巣鴨高2)の背中を追っている。4月の日本選手権、5月のジャパンオープンでは、同じ表彰台に立つ活躍で、日本のエースに刺激を与える存在に成長している。スタートから思い切りの良い飛び出しを磨き、3年後の東京五輪代表の座を狙っている。
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