鎌倉版 掲載号:2012年1月6日号

北鎌倉女子学園中 尾城杏奈さん

ピアノで全国の頂点に 教育

学生音コン中学生の部で

「言葉よりも音楽のほうが表現しやすい」と話す尾城さん
「言葉よりも音楽のほうが表現しやすい」と話す尾城さん

 北鎌倉女子学園中学校2年生の尾城(おじろ)杏奈さんが、昨年12月1日から6日に横浜みなとみらいホールで行われた「全日本学生音楽コンクール全国大会」ピアノ部門中学生の部で1位に輝いた。好きなドビュッシーの前奏曲集第2集から3曲を演奏。「一音一音心を込めて丁寧に弾けたことが良かったと思う」と、受賞を喜んでいる。

 同コンクールは毎日新聞社が主催で、今回で65回目。創設以来、日本のクラシック音楽界に数多くの人材を輩出しており、国内最高峰の学生コンクールとして知られている。

 小・中・高校の世代別にピアノ、ヴァイオリンなど5部門があり、予選、本選を経て全国大会の出場者が決まる。尾城さんは東京地区の本選を1位通過し、全国大会への切符をつかんだ。

 家族や友人らが見守る中、13人中8番目に演奏した尾城さんは、「前に演奏した人たちが皆上手くて、自信はなかった」と明かす。しかしピアノを前にすると「緊張せず一音一音心を込めて丁寧に弾けた」と練習の成果を見事に発揮した。

 師事している日比谷友妃子先生の勧めもあり、全国大会の演奏曲に選んだのは、「幻想的で明るいところが好き」というドビュッシーの前奏曲集第2集から「妖精は良い踊りこ」「ヒースの茂る荒れ地」「花火」の3曲。ドビュッシーの本には「クモの糸を綱渡りする妖精」などの絵が曲のイメージとして描かれており、それらを音で表現できるよう、イメージを膨らませて練習を重ねてきた。

ピアノで人を幸せに

 母親の影響もあって、初めてピアノに触れたのは2歳ごろ。4歳からレッスンを受け、小学校2年生の時、日比谷先生に出会った。

 同コンクールには4年生から参加。6年生で初めて全国大会まで駒を進めたが入賞はならず。悔しい思いを抱え2年を経て再び挑んだのが今大会だった。

 日比谷先生が講師を務める北鎌倉女子学園中の音楽コースに進学し、二人三脚で腕を磨いてきた成果。結果が発表されると、聴きに来てくれた先生、家族、友人が「おめでとうと言ってくれた」と笑顔がこぼれる。

 将来の夢はやはり、音楽の道。「コンチェルトを演奏してみたい。ピアノで人を幸せにできれば」と話す。

 1月21日(土)には、サントリーホールブルーローズで行われる東京大会入賞者演奏会に出演する。
 

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