神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2011年3月5日 エリアトップへ

足柄消防組合 火災と救急・救助 共に増加 平成22年災害概要を発表

社会

公開:2011年3月5日

  • X
  • LINE
  • hatena

 足柄上地域1市5町を管轄する足柄消防組合が、このほど平成22年1月から12月までの火災発生状況と救急・救助件数を発表した。

 発表によると、管内で平成22年中に発生した火災総件数は37件で、前年(31件)より増加した。このうち建物火災が17件と最も多く、全体の約45%を占める。増加件数の内訳は建物火災が3件増、車両火災が2件増、その他の火災が2件増。火災の原因は、放火および放火の疑いが10件(前年4件)で、たばこやコンロ、火遊びなどによる火災も多かった。また市町別では南足柄市が8件(前年比1件減)、中井町が6件(同5件増)、大井町が5件(同1件減)、松田町が3件(同2件減)、山北町が10件(同4件増)、開成町が5件(同1件増)だった。

救急出場も増加

 一方、平成22年の救急出場件数は4162件(前年3924件)、救助出場件数が73件(前年54件)とこちらも増加している。1日当たりの出場件数は11・4件(前年10・8件)。

 このうち救急出場では、65歳以上の高齢者への出場件数が2143件で前年比207件増、熱中症での出場件数が57件で前年比49件増とそれぞれが大幅に増えたことがわかった。また救助件数では、交通事故が34件、山岳遭難事故関連が9件、水難事故が4件だった。

 同組合では、火災については「3月と11月の火災予防運動期間を中心に警戒巡視や予防啓発を図り、住宅用火災警報器の設置期限が近いことも強く呼びかけていく」とし、救急・救助については「引き続き救急車の適正利用を呼びかけていくと共に、登山ブームに対応するため山岳事故を想定した訓練や注意喚起のチラシ配布を行うなどの予防対策を図っていく」と話している。
 

足柄版のトップニュース最新6

「健康」でライザップと協定

開成町

「健康」でライザップと協定

医療費抑制などを期待

4月20日

開成・大井で「移行」始まる

中学校部活動

開成・大井で「移行」始まる

足柄上エリアの状況調査

4月20日

仁王門100年ぶり修繕

延命寺(松田町)

仁王門100年ぶり修繕

開山550周年事業で

4月13日

「のるーと足柄」利用1万人

松田町

「のるーと足柄」利用1万人

運行開始から半年

4月13日

学習机の天板、町産材に

山北町立川村小

学習机の天板、町産材に

「町の林業身近に」

4月6日

車両損壊等が連続発生

松田署管内

車両損壊等が連続発生

3月末に被害が集中

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook