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足柄版 公開:2016年3月12日 エリアトップへ

地方創生+末病を治す=地域活性化のタネ 自転車貸出スタート GPS管理、電動アシストの最新型

社会

公開:2016年3月12日

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山北駅前のサイクルポート(カフェNICO前)
山北駅前のサイクルポート(カフェNICO前)

 国の地方創生交付金を活用して、神奈川県がこのほど最新型のコミュニティサイクルを導入し、小田原駅、新松田駅、山北駅の3カ所に自転車を貸し出す「サイクルポート」を設置してサービスを開始した。

 配置された自転車は電動アシスト車54台、スポーツ車4台。新松田駅に各2台、山北駅に電動6台を含む8台、残りを小田原駅に設置。今月末には開成駅にもサイクルポートを設置する予定で、利用実績を踏まえ増設も検討するという。

 利用料金は4時間まで500円、1日千円。あらかじめ専用サイト(http;//docomo-cycle.jp/kensei)で登録したクレジットカードで支払う。1日利用に限り小田原駅では交通系ICカード、山北駅では現金でも貸し出している。

国費で設置

 「未病を治す」をテーマに県西地域で県が推進する県西地域活性化プロジェクトでは2市8町の41カ所を「自転車の駅」に認定。ロードバイク用のバイクラックなどを設置し、自転車での周遊をサポートすることで観光振興を後押しする。

 今回のコミュニティサイクルは国の地方創生を活用した「未病を治す」取り組みのひとつで、設置と5年間の運営委託費2千万円に国費が活用されている。

郊外では初

 県が設置した自転車は「次世代サイクルシェアリングシステム」を搭載する最新型。自転車の本体に通信機やGPS機能、盗難防止やバッテリー管理を遠隔制御する機能があるため、管理運営コストが安価で済む。敷地には手続き専用の操作盤があり無人で運営できるが、現金での利用も扱う山北駅前ではサイクルポートに隣接するカフェに受付業務を委託している。

 同様のシステムを利用したコミュニティサイクルはこれまでに東京、横浜、広島、仙台など全国8都市で実用化されているが、山北や松田などの郊外での導入は初だという。

 今回は5年間の実証実験として設置されたため、6年目以降の更新は実績を踏まえ受託事業者が判断する。利用に関する問い合わせは県西地域県政総合センター企画調整課【電話】0465・32・8903へ。

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