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公開日:2026.07.25

猛暑で変わる学校プール開放 足柄上地域1市4町で対応分かれる

  • 開成南小学校の屋外プール

    開成南小学校の屋外プール

 夏休み期間、子どもたちの楽しみの一つとなっている学校のプール開放。そのあり方が、近年の猛暑によって変わり始めている。足柄上地域1市4町では今年、松田町と山北町が開放を取りやめる一方、継続する南足柄市、大井町、開成町でも、開放時間の変更や実施校の縮小など、対応が分かれている。

 足柄上地域1市4町の学校プール開放は例年、7月下旬から2週間程度行われてきた。その中で今年、松田町と山北町はプール開放を行わないという判断をした。両町とも、猛暑時には水中でも体温が下がりにくく、熱中症のリスクが高まることを主な理由に挙げる。松田町は暑さによって中止基準に該当する日が多く、実際に利用できる日が限られていた点、山北町は開放はしていたものの、そもそもの利用者数が少なかった点なども決定の理由だ。

方法や基準見直しも

 開放を継続する3市町は、猛暑の中でも安全に利用できるよう、運営方法や中止基準の見直しを行う。

 南足柄市は、昨年まで市内5つの小学校を開放していたが、今年は昨年度の利用状況や安全面を踏まえ、利用者が多かった福沢小と岩原小の2校のみとした。開放時間はこれまでと変わらず午後1時から4時で、当日に熱中症特別警戒アラートが発表された場合は中止する。

 大井町は昨年、気温が高くなる午後の時間帯を避けたるめ開放時間を午前に変更。今年も同様の運用を続ける。当日の実施の可否は、熱中症特別警戒アラートが発表された場合のほか、熱中症警戒アラートが発表され気温が35度以上と見込まれる場合は中止とした。

 開成町も今年、開放時間を午後から午前へ変更。開放の中止基準も見直し、前日に環境省と気象庁から発表される翌日の暑さ指数が28以上と予測された場合は中止。また、当日の測定回数もこれまでの1回から3回に増やし、水温が22度未満、気温が35度以上、暑さ指数が28以上、水温と気温の合計が65度以上のいずれかに該当した場合は開放後でもその時点で中止する。

 いずれの市町も熱中症リスクを念頭に入れながら、夏の楽しみも守りたいという狭間で対応が異なる。開成町の担当者は「どの町も安全が最優先。開成町では対策を講じながら継続していく」と話した。

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