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秦野

公開日:2013.06.20

クリーンセンター
3月に一時稼動停止
塩化水素が自主規制値超

 ごみ焼却施設はだのクリーンセンターの1号炉と2号炉が3月28日、一時的に稼動停止していたことが分かった。



 秦野市伊勢原市環境衛生組合によると、午後2時20分ごろ1号炉で排ガス中の塩化水素濃度31・3ppmを計測。同組合と秦野市、地元の御門自治会との協定で定めた自主規制値30ppmを超えたため、3時15分頃に1号炉を緊急停止。安全を期して2号炉も午後4時に停止したという。



 緊急停止による稼動停止は今回が初めて。



 原因は、排ガス処理工程で、消石灰および活性炭を吹込むノズルの薬剤の付着による閉塞。薬剤投与が30分間中断し、塩化水素濃度が自主規制値を超えた。



 同組合では同日午後3時30分頃に、環境運営委員会委員長や御門自治会長、県、秦野・伊勢原市に連絡した。



 大気汚染防止法上の同規制値は430ppmで、自主規制値はその10分の1以下を設定している。

 

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