秦野 コラム
公開日:2026.02.27
秦高100周年に寄せて コラムリレー
広畑ヶ丘空はれて
第3回 小山田 良弘(高29回卒)
「タイムマシンがあったらいつに戻りたいか?」と聞かれたら、迷いなく「高校時代」と答えます。進路を考え始めた中2の夏休み、私の目に飛び込んだのは秦高旋風を巻き起こしたナインがテレビの中で白球を追う姿でした。強豪私立に臆することなく挑み、延長18回でも決着がつかず翌日再試合で勝利した雄姿に憧れ、「あのユニフォームを着て甲子園に行くんだ」と秦高受験を決めました。そして入学と同時に野球部に入部。監督は決勝まで進んだ秦高旋風時の主将。熱意、技術力は高く、大学の授業を終えてから毎日指導に駆けつけ技術や根性、勝つ野球を叩き込んでくれました。私たちの学年から共学となり女子2人がマネージャーとして入部を希望したものの、野球一筋の先輩たちは「グラウンドに女子はNG」と断り、新聞にバンカラチームと紹介されたこともありました。練習は厳しく長く休みもなく辛かったですが、甲子園という目標と共に切磋琢磨する仲間がいたので頑張り続けることができたと思っています。夏の甲子園予選はというと、厳しい指導と的確な采配のおかげで1年時は武相高校、2年時は横浜高校に僅差で敗れましたが、3年時は慶応高校に勝利することができました。ちなみに私の代は東海大相模の原辰徳選手が大活躍でした。タイムマシンで戻れたら、もっともっと努力して叶えられなかった甲子園出場を果たし、テレビ、マスコミに秦野高校の名を轟かせます!
■秦野市議会議員/秦野高校同窓会副会長/秦野高校野球部OB会会長
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