秦野 コラム
公開日:2026.03.13
秦高100周年に寄せて コラムリレー
広畑ヶ丘空はれて
第4回 吉田 信男(高17回卒)
昭和37年入学。母校の大きな転換期で、校舎改築・定員増・学区改変・教育課程改正・頭髪自由化等々、日本の高度経済成長に呼応した高校生活だった。
受験勉強中心だった学校生活の中で、唯一解放された時間が体育の授業だった。校舎改築中だったため校庭は無く、もっぱら雨天体操場や講堂兼の武道場が中心で、校内マラソンで走る練習は唯一、新鮮な解放感に浸ることが可能だった。自分なりの目的を持って取り組んでいた姿に込山先生(高9)が掛けてくださったお褒めの言葉「こんなに一所懸命走ってる生徒はいない」に身震いし、自信を持つことができた。
大学進学後、体育教師となって心掛けた事は、恩師と同様に生徒に自信を持たせる様な言葉がけであった。多感な高校時代は短いが、そんな中にも自分の長所を認識する事は次のステップに大きく繋がるものだと確信している。
おかげで陸上競技を通して多くの幸運な出会いに恵まれ、今も元気に走る事を楽しんでいられる。
今般、百周年記念事業の記念誌作成に携わる事になり、記念誌にどう色づけするかを心掛け、考え、生(なま)の記念誌にして行きたいと願いました。そこで、世代間別の対談や過去の思い出エピソード等を交え、実感のある本に致しました。母校出身の皆様におかれましては、是非お手元に置いて頂きたいと、切に願っております。
■秦野高校同窓会小田原支部支部長/秦野高校100周年記念実行委員会誌史部門委員長/足柄上郡陸上競技協会元会長/かながわゆめ国体陸上競技総監督
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